テレビ番組の生放送中に起きた怪異を“ファウンド・フッテージ”スタイルで描き、全米でスマッシュヒット!Rotten Tomatoes批評家スコアは、驚異の97%フレッシュ(2024/7/29現在)を記録し、ホラー作家の巨匠スティーヴン・キングも「実に見事だ。目が離せなかった」とXで絶賛するなど、各所で大きな話題を呼んだ傑作ホラー『悪魔と夜ふかし』より、ハロウィンの深夜の生放送トーク番組にて、超常現象懐疑論者と霊能力者が大喧嘩する本編映像が解禁された。
解禁された映像は、ジャック、クリストゥ、カーマイケル・ヘイグの3人が並びで座り、クリストゥの霊聴力をカーマイケルがイカサマだと指摘するシーン。
クリストゥの霊聴力は「見事なパフォーマンスでありトリックがある。ウソつき、イカサマ師、ニセモノだ!」と声高に訴えるカーマイケルに対して、クリストゥは言いがかりだと大激怒。
カーマイケルに、飲み物をぶちまけて怒りの衝動のままスタジオを出ていく。生放送で出演者同士が大喧嘩する、というこの後に控える“悪魔降臨”という目玉企画を前に早くも起こった緊張感みなぎる放送事故の場面だ。
日本のテレビでのオカルトとの戦いといえば、大槻義彦早稲田大学理工学部名誉教授を思い起こす人も多いだろう。平成の初期から様々なテレビ番組で、超自然現象や超能力を物理学者として徹底的に批判、そのトリックを暴き解説し、多くの超能力者やタレントとテレビ番組で何度も喧嘩をしていた。映画『悪魔と夜ふかし』に登場する超常現象懐疑論者カーマイケル・ヘイグは、大槻教授と比べると、より冷静沈着、学者ではなく元奇術師ならではの説得力、ふてぶてしほどにゆとりある佇まいで、全くキャラクターは異なる。その違いにも注目して欲しい。
昔は、オカルトに限らず様々なテーマで、テレビ番組内において喧嘩が繰り広げられていたが、そういった時代を知る人にとっては、ちょっと懐かしい気持ちにもなるテレビ番組での喧嘩シーン。今回解禁された映像だけでも、番組への興味が沸き起こり、その全貌が知りたくなる。
■『悪魔と夜ふかし』 超常現象懐疑論者と霊能力者が大喧嘩!本編映像
10月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次ロードショー!!